銀座の暮らし方

銀座で暮らすアラサー会社員の日記

銀座に住むアラサーの生活レベル①

銀座に住んで約3年半。銀座でアラサーが快適に暮らす為の生活レベルを考えてみた。

 

今回は快適に暮らすこと=生活を切りつめず、かつ貯蓄できる環境、と考えてみる。

これまでの経験上、銀座に住むアラサーには、汐留か丸の内辺りで必死に働くサラリーマンが多い。業種的に彼らの年収の平均を800万と仮定すると、手取りは約600万円。ここで、貯蓄や投資に回す金額を考えて、

・1/3を貯蓄or投資する場合、自由に使える金は年400万円

・1/4を貯蓄or投資する場合、自由に使える金は年450万円

となる。

 

これを単純に12で割って、アラサーが自由に使える金は、月に約35万程度。ここから銀座のワンルームの平均的な家賃

 

12万円と光熱費1万円を除くと、残る金は約20万円。これが銀座で暮らすアラサーの財布ということになる。(家賃補助にも左右されるので、年収の額面だけでなく、あくまで自由になる金額が重要だ)

 

つまり、銀座でアラサーが快適に暮らすには、月20万円で切り詰めずに生活する支出管理が重要になる。(衣食住の内、住をのぞく支出)

 

月20万円は多いと思うだろうか? 

しかし、毎日飲み歩けば全く足りない。高級な服にこだわっても足りないかもしれない。旅行など金のかかる趣味も制限される。車は無理だ。

 

つまり、自分のこだわりを考えて、支出の管理をすることが重要になる。

・服にこだわりがなければシンプルな服を数枚買って着回せるか

・飲むのが好きなら週一二回と決めてそれ以上飲まないルールに出来るか

・彼女がいれば、温泉か高級ホテルは月一回に抑えられるか

・車が好きなら銀座に住まない(銀座タワーからフェラーリが出てきて、うるさいなぁと感じるか、羨望を感じるか)

 、、、etc

 

また、毎日の食費は積み重なると意外と大きな金額になる。朝にカフェ、昼にパスタ、夜は定食、といった感じで一日3000円使うと月に9万円。財布の半分になってしまう。

衣類は毎月の支出にはなりにくいが、食費は気がつくと大きな金額になる。支出のウエイトで最も大きく変動も大きいのは食費で、銀座は食や酒の誘惑が多い分、支出の管理が重要だ。

 

ちなみに、

・貯蓄をしない前提なら年収600万位から同じ生活レベルで暮らせる。深夜まで働くなら歩いて会社に行ける銀座に住むのは大いにアリだが、できれば貯蓄を前提に生活設計をした方がいいと思う。 

・年収が1000万円になったとして、手取りは約750万円。自由になる金は収入の1/3を投資に回すとして約500万円。そして月に自由になる金額は約40万円。少し部屋を贅沢して1LDKに住むと家賃は18万程度は必要になり残る金は約20万円。住で贅沢をはじめると、自由になる金額はさほど変わらない。

 

僕自身、靴や腕時計はそれなりに高級品を使っているが、シャツはユニクロも多いし夜はセブンイレブンで買った卵や豆腐、納豆で住ませることも多い。(次回書こうと思うが、セブンイレブンをうまく使えるかが支出を抑える鍵になる)。

 

車はあきらめ、食費に気をつけ、旅行など好きなことに支出を集中してバランスを取っている、というのが実感だ。

 

好きなことに集中してそこそこ楽む、それが銀座で暮らす平均的アラサーの生活レベルだと思う。