銀座の暮らし方

銀座で暮らすアラサー会社員の日記

東銀座は隠れ猫スポット

昼下がりに銀座4丁目歌舞伎座タワー裏から一丁目の銀座タワーまで歩くと、よく猫が寛いでいる。東銀座は隠れた猫の楽園だ。

東銀座は昔ながらの飲食店や古い建物も多く、何処かに飼われているのかもしれない。みんな毛並みも良くいい暮らしをしていそうだ。

散歩をしていて猫を見かけると和みを得られる。猫のいる東銀座の風景は、再開発と昔ながらの建物が混ざる銀座の魅力だと思う。

銀座で海外旅行客と英会話〜歌舞伎座と一丁目がお勧めスポット〜

銀座は海外旅行客でにぎわっている。

海外旅行客に人気なのは、築地市場から銀座を通って、皇居方面の日比谷に流れていくコース(逆に銀座から築地に行くパターンも多い。築地と銀座は相性がいいみたいだ)。

ちょうど通り道にある歌舞伎座は海外旅行客に人気の写真スポットだ。家族やカップルが大体お互いに写真を撮りあっているので、ちょっと撮ってあげようかと言うとすごく喜ぶ。カメラを盗む心配をされない辺り、日本人って信用されているのだと感じられる。写真を撮ってあげると英会話の練習にもなるし、人に親切をすると自分も気持ち良くなるのでお勧めだ。

さらなる英会話の練習を狙うなら、銀座一丁目の大塚家具の近くがお勧めだ。この辺りはは小さなホテルが複数あって、トリップアドバイザーとかでホテルを予約したオーストラリア人がよく迷子になっている。ぜひ声をかけて助けてあげよう。

銀座の土地勘がないって??関係ないよ。GoogleMapで検索して位置関係を確認する能力があればなんとかなるさ。自分が外国に行ったときに現地の人が身振り手振りで助けてくれたら、君だって助かるはずだ。

商売っ気もなく一緒にホテルを探して前まで連れて行ってあげると、本当に感謝される。たまに歩きながら話していると、知識が広がる気がして楽しかったりするし。(この前、冬なのに半袖で寒くないかって聞いたら、今暑いだろって言われた時は体の作りの違いを肌で実感した。)

大事なのは、助けを必要としている人に声をかけることだ。

少しの英語を話す勇気と日本語ができるというだけで旅行客から見れば君は頼りがいのある存在なのだ。旅行客に親切にすると、ちょっとした英会話(ヒアリング)の練習になるし、人に親切にして感謝されるってのは本当に気持ちがいいから是非試してみてほしい。

こういった一人一人が創り出す銀座の変化が、東京を魅力的な街にしていくはずだ。一緒に銀座、そして東京を良い街にしていこう。

猫も気を遣うというお話し

(銀座ブログから猫ブログになったわけではないが、、、)僕は10歳から27歳まで双子の姉妹の猫と生きてきた。妹猫は17歳、姉猫は18歳で一生を終えた。

妹は活発で人懐っこい猫で、姉は人見知りで引っ込み思案な性格。妹がアイドルで、姉はその姿を見つめる落ち着いた存在。妹はいつもすり寄ってくるけど、姉はこちらから呼ばないと寄ってこない。太陽と月のような存在、、、、僕たち家族はそう思っていた。だけど、少し違ったんだ。

妹猫は腎臓を悪くして、家族で輸液の注射をしたり介護体制を敷いたけど、17歳で亡くなってしまった。家族にとって、太陽を失った瞬間だったと思う。僕はしばらくペットロスに打ちひしがれていた。でもその後、段々と姉猫の行動が変わっていることに気がついた。以前は呼ばないと近くに来なかった姉猫は、それまで妹猫がしていたように僕達にすり寄り、枕元で寝るようになった。それまではしばらく撫でられると逃げることもあったのに。

 

そして僕たち家族は気がついた。彼女は、妹に遠慮して17年間を過ごしてきていたのだと。猫にとっての17年間は人間にとっての一生に匹敵するのに、彼女は妹を優先する一生を過ごしてきたのだ。それから天寿を迎えるまで、姉猫はそれまでの猫生を埋めるように僕たちに甘えた。僕は、たまたま妹が先に亡くなったから、姉猫が心を殺して生きてきたことに気がつくことができた。

猫は必ずしも自分中心に生きているのではなく、彼らも彼らで気遣いをしているのだ。だから、少しワガママされた時も寛容に受け止めてあげて欲しい。一緒にいられる時間は限られていて、あなたの色褪せない思い出になるはずだ。

ハーフボトルのワインを頼もう

銀座でデートといえばワインだ。ポンデュガールなどワインガブ飲み系の店では、カジュアルに美味しい食事とワインを楽しめる。色々な店はあるが、ビブグルマンに載る位のカジュアルビストロが鉄板だ。(ワイワイとした雰囲気で、美味しくリラックスできて良い。あんまり高級でもデートはうまくいかないと思う。)
銀座に住んでいるおかげで、そのまま自宅に移動できて、彼女の機嫌もいい気がする。

長らく悩むのがワインの注文だ。悩むのは値段ではなくワインボトルのサイズ。グラスワインがテーブルワインレベルで少し良いレベルのボトルを頼みたくなっても、フルボトルは二人で飲むのに大きすぎるのだ。(品種は白ならシャルドネ、赤ならカベルネあたりを選べばそうそう外れない。値段なんて彼女にリストを見せないで、品種で選んで予算内のものを頼めばいい。銀座のカジュアル店は大概コストパフォーマンスに優れたワインを仕入れている。)

二人でワイン一本くらいが酒量としてはちょうどいいのだが、ボトルだと一本で終わってしまう。料理に合わせて飲みたいが、グラスワインだと少し物足りないレベルの物が多い。そこでハーフボトルのワインがマッチする。

しかし、ハーフボトルは置いていない店が多い。銀座ではないが、吉祥寺のボナペティという店ではハーフサイズで注文するとフルボトルを半分デキャンティングして提供し、残りをグラスワイン用にしてくれる。こういった顧客目線を徹底してくれる店をリピートして応援したい。ハーフボトルを見つけたらなるべく注文し、陰ながら銀座でもハーフサイズを広げていきたい。

世田谷に住むか都心に住むか

銀座で暮らしてきたが、最近結婚を考えている。彼女は長時間労働のコンサルタント。僕もプロジェクト次第でハードな生活になることが多い。そこで子供を持った時にどこに住み、どう家族を運営していくかを考えてみたところ、世田谷出身者にとって厳しい現実に気がついた。以下は心の整理もかねた投稿です。

 

家族の運営には何が必要だろう。最初は長期金利の低下から、都心の資産価値を保てるマンションでも買って、インフレに備えよう!位に考えていたが、リアルに考えれば考えるほど、以下の3つの課題をどう克服するかが重要になる気がしてきた。

・子育て(僕も彼女も子供を望んでいる)

・(将来的な)親の介護

・共働きの死守(自分も彼女も今後の収入が安泰とは思っていない)

 

子育てには住環境が重要だ。共働きの特性上、保育園に預けることが必要な上に、小学校への進学以降はいかに早く帰宅出来るかも重要になる。住居の周りの教育インフラの充実とともに、オフィスと住居の近さが重要になる。(僕自身が銀座に住んでおり、会社に徒歩で行けるメリットを実感している。何をするにもロスが無いのだ。)

 

また、実家が近いということは育児をする上でいざという時の心強いサポートになる。小田急沿線の世田谷出身者の僕は、駅前にでも住んで、千代田線直通の小田急線で大手町へ向かう生活がベストだと考えた(彼女の実家は遠方なので、僕の実家を頼る前提)。

ここで気になったのが世田谷区の保育園事情だ。

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銀座で日本一周~アンテナショップ巡りが楽しい~

銀座に住むと決めたころ、食事は外食かコンビニ中心になるかなと思っていた。

ところが実際に住んでみると、家で野菜を食べていることが多い。

 

銀座には日本各地の県が アンテナショップを構えていて、特に現地直送の野菜・果物が美味しい。散歩がてら美味しい野菜が手に入るから、自然と野菜を食べる生活を送れている。

 

とくにおススメなのが有楽町駅前から銀座1丁目を散歩がてら歩く、以下のルート。

大きな地図で見る 

 

距離にして300mほどだが、スタートの交通会館には北海道、秋田、徳島などのアンテナショップが入っていて、そこから出て信号を渡ると沖縄、大分、高知、山形、広島などのアンテナショップがある。

 

例えば北海道でソフトクリームを食べて、直後に沖縄で夜のつまみに海ぶどうを買って帰るなんてこともできる。銀座は日本一周が出来る隠れスポットだ。

アンテナショップ巡りは珍しい食材もあったり、地酒も買えたりして結構楽しい。観光情報も豊富なので、旅行好きにもオススメだ。

ミシュランガイドに何故カレー店が選ばれないのか考えてみた

ミシュランガイド2014東京版を眺めていて、今回から掲載されているビブグルマン(星は付かないが、5千円以下で特におすすめの食事を提供している店)は157店もあるのに、何故イタリアンとフレンチしか選ばれていないのだろう?と思ったので理由を考えてみた。

 

ミシュランの評価基準 

銀座の和食は高いところが多いから、手ごろで美味しい東京の和食店を知りたかったのに・・・。少し納得がいかない気持ちで読み返していると、ミシュランガイドには以下の記載があった。

「星の評価には、いくつかの明確な評価基準があります。素材の質、調理技術の高さ、味付けの完成度、独創性、コストパフォーマンス、そして常に安定した料理全体の一貫性です」

 

例えば僕は焼肉や刺身が大好きだが、残念ながら独創性は表現しにくい料理だろう。どうしても素材の質とコストパフォーマンスが主眼になってしまう。ミシュランの評価基準は、一定以上手の込んだ料理を求めている。

 

この基準で考えると、ミシュランで評価されやすいジャンルが見えてくる。

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